亀ヶ首 東(本)試射場を歩いてみる

3、防護土手・記録室(三窟)・トロッコトンネル

1、走行クレーン・試射場の裏側は高さ5m、長さ55mにわたって防護用の土手が築かれていた。
 内側には、弾丸調整室や発砲室、測定記録室(三窟)が設置されていた。
 そして、火薬庫から火薬類を運搬するためのトロッコが試射場まで敷かれ、
 防護土手の下に、トンネルが造られていた。
 射座は平地にあり、壕は射座よりやや高く、箱型の鉄板の外側に土が盛ってあった。
 中に20-30名入る事ができ、外の射撃を見るため狭いスリットが横長に明けられて居た

ガントリー台地  砲座裏山  本部上山


  試射場裏土手  土手  土手発砲室
  土手発砲室  土手  土手階段
  試射場側土手階段  試射場側土手階段  試射場側土手

2、覗窖室(しこくしつ) 内法(巾9尺、長22尺、高6尺5寸)鉄筋コンクリート、煉瓦製。
  (参考)三窟全景 (倉橋町史所載の写真)

  三窟・記録室  三窟・記録室  三窟内部

  三窟内部  三窟内部

3、火薬に関連する作業所や火薬を運ぶためのトロッコ、レールがあった。
 隧道延長  コンクリート、巾10尺、高さ8尺、坑門口1、
  トロッコトンネル火薬庫側
  トロッコトンネル西口  試射場トンネル東口
  発砲室、階段、トンネル  同じ  トンネル東口


4、隠場延長  鉄筋コンクリート、6ケ所、巾10尺、奥行7尺、高さ7尺5寸。
  土手  土手  土手下待避所


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